肌の老化が目立つ女性の画像
〈「肌老化の原因」って何なの?〉

「老化(ろうか)」、決して嬉しい言葉ではないですよね?

でも、生きとし生けるものすべて、老化から逃れることはできません。

さて、あなたに質問です。老化の中でも、「肌の老化」は、おもに何が原因で起こると思いますか?

・・・・・答えの1つと言えるのが、“ストレス”です。

この記事では、肌老化の原因の1つであるストレスについて、関連事項に触れながら解説します。

キレイな肌を育てるための知識としてお役立てください。

 肌の老化はストレスによって進行する

人によって程度は違いますが、ストレスが原因で体の部位に悪影響が出ることがあります。

例を挙げると、「下痢」・「胃が痛くなる」・「生理の遅れ」・「肌荒れ」などです。

どうしてストレスは、私たちの肌や体に悪い影響をおよぼすのでしょうか?以下で順を追って見ていきましょう。

①まず、ストレスを受けると体の中に「活性酸素(かっせいさんそ)」が発生します。

②そして、この活性酸素が細胞を傷つけます。

③その結果、肌の老化が進行してしまうというのが大まかな流れです。

「いまいちよく分からない…(汗)」そんな方のために、もう少し噛み砕いて説明しますね^^

そもそも老化というのは、「体の組織が酸化していくこと」です。

つまり、「サビていくこと」と言い換えることができます。

私たち人間は呼吸をしなければいけませんが、この呼吸の際に、どうしても肌をサビさせる働きを持つ活性酸素が発生し、肌に悪い影響を与えてしまうのです。

要するに、この活性酸素が「肌をサビさせる原因」となるわけです。

さらに、免疫力が低下するため、「アクネ菌」が増えてニキビができてしまうこともあります(泣)。

そのほかにも、「ホルモンバランス」が乱れた結果、生理前に肌が荒れたり、「自律神経」の乱れから不眠になったりと、ストレスは私たちの体や肌に複数の悪影響を及ぼすのです。

泣くユウ

「肌荒れ」とも関係があるのね…

このように、ストレスは単なるイライラではなく、人間の免疫システムや自律神経にまで影響を与える「万病のもと」と言っても、決して言い過ぎではありません。

 肌を守るためのストレス対策

フェンスの前で微笑んでいる女性の画像
〈「適切な対策」をすれば肌を守ることができます〉

ということは、肌を守りたければ「ストレス対策」をすべきであるということになります。

そうですよね?ストレスがなければ、肌をサビさせてしまう憎き活性酸素は発生しないわけですから^^

でも、ストレス対策って一体どんなことを指すのでしょうか?

実際に、弊サイトの読者さんの実例を見ていきましょう(※ 弊サイトへの掲載について「ご本人の了承」は取得済みです)。

 実例その1:仕事量の調整

一番多いのが、「長時間の仕事」がストレスに感じていたので退職した結果、肌の状態が良くなったというケースです。

このケースの特徴は、いざ退職すると、肌荒れが簡単に治ってしまう人が多いということ。

「えっじゃぁワタシもそうしよう」と思ったかもしれませんが、落ち着いて考えてください。

生活に困らない程度の副収入がある場合は別として、仕事をパッと辞めるわけにはいかないのが普通でしょう。

「仕事の量を減らす」というのが現実的なストレス対策のようです。

 実例その2:自分との対話

次に多いのが、慢性化が原因で自覚できていなかったストレスを、「私のストレスはこれだ!」と認めたこと(=自分と対話したこと)で、気持ちがスッキリして肌の状態が良くなったというケースです。

「慢性化しているストレス」の例としては、「職場の人間関係」について、「職場の人間関係なんて誰もが我慢しているのが普通だし・・・」と考え、我慢し続けているうちにストレスが慢性化してしまい、ストレスをストレスと自覚しないようにってしまったというような場合が挙げられます。

マジメなのは素晴らしいことだと思いますが、体を壊してしまうほど自分を追い込む必要はありません。

度が過ぎた真面目な性格を改め「適度にリラックスする」のが、この場合のストレス対策となります。

終わりに

眠っているコアラの画像
〈「休息」は体・心の両方にとって大事なもの〉

正直なところ、ストレスを「ゼロ」にするのは難しいです(泣)。

でも、極力ストレスを溜めないようにすることはできます^^

ストレス対策をして「慢性的なストレス」を溜めないようにするには、①体を動かすこと・②バランスの取れた食事をすること・③ゆっくり寝ること(=休息)、が大事です。

「体」「心」は、決して無関係ではありません。

「体」の状態を良好に保ち続けることで、結果として「心」も健康にすることができるのです。

大切なのは、自分の心としっかり向き合って(=自分と対話して)、ストレスをストレスと認めること。そして、ストレスを上手く発散して、「プラスの力」に変えようと実際に動いていくことです。

単に知識を得るだけでなく、忘れてしまわないうちに行動に移してみてくださいね^^